AIエージェントの指示ファイルを分割しても、1つは12日で字数が69%増えた

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本記事の概要

このサイト自身の、AIエージェントに読ませる2つのルールの文書を、SKILL.mdと参照ファイルに分割した記録です。SKILL.mdは、AnthropicのAgent Skillsの仕組みで、1つのスキルの中心になるファイルです。参照ファイルは、SKILL.mdが名前で指し、エージェントが必要なときに読むファイルです。分割した2つのルールの文書は、書き方のルールの文書と、文体のルールの文書です。

2026-08-08の分割の作業で、2つのSKILL.mdの文字数の合計は、81,480字から38,608字に減りました。減った量は52.6%です。参照ファイルを含めた合計は4,375字増えました。

2026-08-08には、分割の作業の後に、重複の解消の作業と、仕上げの作業がありました。重複の解消の作業は、複数の文書にある同じ規則の本文を1つの文書に残し、ほかの文書の本文を参照に置き換えた作業です。仕上げの作業は、2026-08-08のリファクタリングで最後に行った作業です。書き方のルールのSKILL.mdは、仕上げの作業が終わった時点で11,536字でした。12日後の2026-08-20には、19,505字に増えていました。増えた量は69.1%です。同じ12日間に、書き方のルールのSKILL.mdの行数は、29.2%増えました。2つのSKILL.mdは、どちらも500行より短いままでした。

分割の作業では、編集のエージェントと検証のエージェントが、分割の前後の全行を、行の多重集合として照合しました。行の多重集合の照合では、元のファイルの全行と、新しい構成の全ファイルの全行を、同じ行が何回現れるかまで数えて比べます。検証のエージェントは、編集のエージェントとは別に動かしたAIエージェントです。検証のエージェントは、2つのルールの文書のどちらでも、失われた行が0であることを確かめました。

重複の解消の作業では、検証のエージェントが、消えかけた規則と、意味が変わった規則を指摘しました。記録には、この作業で、検証のエージェントがどの方法で照合したかが書かれていません。ジョブの手順の文書群では、参照先の文書に規則の本文が無く、消えかけた規則が、5件見つかりました。

本文では、最初に、分割で減った文字数と、12日間で増えた文字数を示します。次に、文字数の数え方と、記録に残っていたバイト数を説明します。その後に、分割の後に最終原稿を書くモデルが読むファイルと、分割の作業で規則が消えていないことを確かめた方法を説明します。続けて、重複の解消の作業で、検証のエージェントが指摘した消えかけた規則を説明します。さらに、文脈を持たないモデルに、新しい構成だけを渡した再現の実験を説明します。そのうえで、分割の前からずれていた行番号の参照と、節の名前の参照への変換を説明します。8つ目の節では、12日間の増加の内訳と、行数の上限では検出できない増加を説明します。最後に、この記録から言えない範囲と、ルールの文書を分割するときに確かめる6つの項目を書きます。

記事から得られること

AIエージェントに読ませる指示ファイルやスキルを、複数のファイルに分けて管理している方に向けた記事です。次の4つが分かります。

この記事は、このサイト自身のルールの文書と、開発の記録に基づく記録です。